東京病院と北社会保険病院

以前からの懸案であった、印刷局東京病院(西ケ原2-3-6)の存廃問題について、存続が正式に決定しました。

民間の医療法人社団である正志会(本部:町田市)が移譲先として決まり、4月より引き継ぎとなります。
現在の診療科目については基本的に継続される見込みですのでご安心ください。

昨年までは、金額等の条件が折り合わず、移譲先が見つからない状態でした。財務省の方針では、移譲先が見つからない場合は廃院となると聞いていましたので心配していましたが、今回の決定でひとまずは安心しております。

区南部の医療拠点として機能している病院なので、移譲後も同様の医療サービスが提供されることを期待したいと思います。


同様に区北部の医療拠点である北社会保険病院(北区赤羽台4-17-56 設置者:社会保険庁)の存続についても、現在の運営団体である公益社団法人地域医療振興協会自治医大系)への譲渡が正式に決定し、今後の医療サービス継続と増床(280床→343床)が確定しております。
なお正式譲渡に際し、北区として診療科目の維持と病後児保育の実施を要望しております。