北区議会の全面IT化と障害者差別解消法への対応が実現しました

北区議会では、2010年度より議会のIT化(PC・情報端末等の利用)に向けて検討を行っており、2012年度から、議場を除くすべての会議でのIT化を実現しております。


議場での使用も今年度内の検討予定であり、5月11日開会の議会全会派の代表者会において全会一致で承認され、23区内ではいち早く、議場を含めた全面IT化が実現しました。


また、2016年4月施行予定の障害者差別解消法への対応のため、2013年度より聴覚障害者への傍聴対応の検討を行っております。


この検討経緯を踏まえて、「ITコミュニケーションツール(音声同時翻訳ソフト、音声読上げソフト)」の使用も代表者会において全会一致で承認され、同ツールを介した全国初の、聴覚障害のある議員の「話す」「聞く」環境整備と聴覚障害者の議会傍聴が可能となりました。

同ツールを活用した議員の活躍を期待しております。


北区議会では、来年度の障害者差別解消法の施行を見据え、多様な方々が会議に参加できる「開かれた議会」を目指すと同時に、障害のある方の議会傍聴への環境整備等にも引き続き努力をして参ります。