議長代行退任のごあいさつ

本日をもって、議長代行としての職務が満了いたします。


改選後、議会全会派で構成する代表者会において、北区議会の新体制の概要を定めることができました。特に、改選前からの検討事項であり、準備を進めておりました、議場を含めた全面IT化(PC・情報端末等の利用)と障害者差別解消法への対応(聴覚障害者用ITコミュニケーションツールの活用)を実現することができました。議員各位と事務局の皆様に感謝申し上げます。


北区議会は、多様な方々が会議に参加できる「開かれた議会」であることを目指すと同時に、区民の皆様の負託に応え、活発な議論を通じて、区政の発展への努力を続けて参ります。


新体制発足後も、北区議会への変わらぬご支援とご理解を頂けますよう、心よりお願い申し上げます。北区のさらなる発展と繁栄を念願し、全ての皆様に感謝を申し上げ、結びとさせていただきます。

ありがとうございました。

北区議会の全面IT化と障害者差別解消法への対応が実現しました

北区議会では、2010年度より議会のIT化(PC・情報端末等の利用)に向けて検討を行っており、2012年度から、議場を除くすべての会議でのIT化を実現しております。


議場での使用も今年度内の検討予定であり、5月11日開会の議会全会派の代表者会において全会一致で承認され、23区内ではいち早く、議場を含めた全面IT化が実現しました。


また、2016年4月施行予定の障害者差別解消法への対応のため、2013年度より聴覚障害者への傍聴対応の検討を行っております。


この検討経緯を踏まえて、「ITコミュニケーションツール(音声同時翻訳ソフト、音声読上げソフト)」の使用も代表者会において全会一致で承認され、同ツールを介した全国初の、聴覚障害のある議員の「話す」「聞く」環境整備と聴覚障害者の議会傍聴が可能となりました。

同ツールを活用した議員の活躍を期待しております。


北区議会では、来年度の障害者差別解消法の施行を見据え、多様な方々が会議に参加できる「開かれた議会」を目指すと同時に、障害のある方の議会傍聴への環境整備等にも引き続き努力をして参ります。

北区議会の新しい会派構成が決まりました

本日から私たち区議会議員の4年の任期が始まるとともに、新しい会派構成が決まりました。

議会内では、異なる主義主張や思想のもとに、各会派により広範な議論が行われますが、北区の発展を願う思いはどの会派も同じであります。

活発な議論により生み出される知恵を北区の発展に活かしていくことが、議会に求められている究極的な役割であると考えます。

北区議会といたしましては、全会派を上げて北区の発展に向け最善の努力を尽くして参ります。

 ※新しい会派構成(1名会派は届け出順)

  自由民主党議員団  13名

  公明党議員団    10名

  日本共産党北区議員団 9名

  民主区民クラブ    4名

  北区を元気にする会  1名

  維新の党議員団    1名

  新社会党議員団    1名

  社会民主党北区議員団 1名

議長職任期満了のごあいさつ

本日をもって、議長職の任期満了を迎えることになりました。

北区議会の存在感と信頼感を高めることを念頭に、十分な成果を残すことができた二年間であったと自負しております。


主なものとして、議会での災害対策連絡会議の設置等を定めた、議会災害対策要綱の制定、東京オリンピックパラリンピック招致決定に伴う、成功に関する決議、十条駅立体交差化事業の早期実現に関する決議、駅エレベーターの設置に関する議長会要望、政務活動費の第三者機関である適正運用調査会の設置、そして、議会権能の根幹に関わるものとして、議決すべき事件を定める条例を議員立法により制定いたしました。


この他にも大小様々に取り組みを行ってまいりましたが、いずれの課題も、関係各位のご理解とご協力がなければ実現できないものばかりでありました。

ここに改めて深く感謝申し上げます。

結びといたしまして、北区のさらなる発展と繁栄を念願し、議長退任のご挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。

なお、新議長選出までの間、議長代行として執務いたしますので、引き続きのご指導をお願い申し上げます。