東京の水は安全か

浄水場から放射性物質 東京23区などで乳児の摂取自粛を要請」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110323/dst11032316320037-n1.htm

特に問題となったのは葛飾区の金町浄水場
水元利根川水系なので、利根川流域で雨が降った後は注意が必要なのかもしれません。
北区の水道は主に金町浄水場から給水されていますので、影響があると考えた方がよいです。浄水場の水が各家庭に届くまでには1〜2日程度かかりますので、この時差も考慮に入れる必要があります。

参考まで都水道局の測定結果(22日9時)を転載します。
金町浄水場 210
朝霞浄水場 不検出(<20Bq/kg)
小作浄水場 32
検出物質はいずれも放射性ヨウ素ヨウ素131)
食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値 100
原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標値 300

<参考>東京都の水道の放射能濃度(速報サイト)
http://atmc.jp/water_tokyo/


その後の東京都の対応は素早いです。

「東京都、24万本のペットボトル水配布へ」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110323-OYT1T00966.htm

水道から放射性物質検出のニュースが出てから、都内で水の買い占めが起こっていると報道もあったので、さっそく近くのコンビニとスーパーに行ってみたのですが、たしかに水が全然売っていません。
都の緊急対応はありがたいのですが、先々のことを考えるとかなり心配です。

<追記> 北区での配布方法が決まりました。
25日(金)に、区職員が直接、乳児(平成22年3月1日以降生まれ)のいるご家庭に届けます。なお、不在の場合は、不在票を投函するので、26日(土)〜30日(水)まで、この不在票と母子健康手帳を持参のうえ、最寄りの児童館、または北区子育て支援課(第一庁舎2階20番窓口)で配付する予定となっております。