小中学校の教員人事権

教員人事権移管の考えを示す 下村博文官房副長官
http://www.sankei.co.jp/news/061105/sha014.htm

いま、区立小中学校の教員人事権は区ではなく、都の教育委員会にあります。
都内では特に顕著ですが、児童生徒の公立離れは、だんだんと深刻になりつつあります。

公立学校の教育環境や学力向上への取り組みなど、まだまだできることは沢山ありますが、
その手枷足枷のひとつとして、教員の人事権の問題があります。

北区では未実施ですが、学校選択制が各自治体で導入される中で、各学校の特色・魅力づくりが急務とされており、
特色づくりのもっとも手っ取り早い方法として、課外活動への取組みなどがあります。
その際に重要になるのは、活動を指導できる教員の配置。
しかしながら、ここで人事権を都が握っているため、区が思うような学校づくりがままならないこともあります。

地域の声を反映し、迅速な対応を可能にするためにも、一日も早い移管実現を望みます。