いじめ問題と教育再生

いじめがまたクローズアップ。
公立校にはつねについてまわる問題です。

むかし教わっていた教育心理学の先生からの受け売りですが、コーピングと逃げ道の確保
これが大事になります。

コーピングというのは、つづめて言うと正確な現状認識が適切な対処につながるということです。
そのために、日常的な良好なコミュニケーションが重要になるという考え方です。
やはり教員の指導力というのはこのあたりで問われてくるのではないでしょうか。

逃げ道の確保も大事です。よく逃げずに立ち向かえ、と指導する先生もいますが、
これが却って追い込んでしまう結果になることが多いです。
第三の選択肢として転校も含めた逃げ道の確保が、心理的負担を減らします。

文科省教育委員会・学校は、他の公的部門に比べて硬直的な組織ですが、
この問題を契機としてそれぞれに柔軟な対応を期待したいです。

http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/kyoiku.html